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東京都中央区の歴史
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所在地 中央区築地6-20先

 海幸橋(かいこうばし)は、関東大震災復興事業の一環として、昭和2年(1927年)10月に当時の東京市により架橋されました。

 優美な形をしたこの橋は、ランガー式補剛タイドアーチ橋という構造形式に分類され、我が国初のランガー橋としてこの地に架けられました。また、点対称に配置された照明付きの親柱は、アムステルダム派デザインといわれ、橋梁デザイン史上貴重なものでした。

 このタイプで現存する橋は、江東区の平久運河に架かる白妙橋〔昭和12年(1937年)架橋〕があります。

 皆様に70年有余年親しまれたこの橋も、築地川東支川の埋め立てに伴い、撤去するにいたりました。

 中央区では、親柱を現地に修復保存(塗装色は、架橋当時のもの)し、海幸橋を後世に伝えられることにしました。 

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