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東京都中央区の歴史
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所在地 中央区佃3-11-19

 ここは明治29年(1896年)に完成した新佃島埋立地の一部で、当時は房総の山々も雲霞のうちに望むことのできた閑静な景勝地でした。

 ここに坪井半蔵氏が建てた下宿旅館「海水館」は、文士、詩人、画家など多くの文化人が下宿しました。

 明治40年(1907年)、島崎藤村が「春」を、翌年には藤村の紹介で、小山内薫が「大川端」を執筆したのを始めとして、大正2~3年(1913~1914)頃には、佐藤惣之助、大村荘八、竹久夢二、三木露風、日夏耿之助、松崎天民、横山健堂等がここに寄宿し、文士たちの集会もしばしば行われたといいます。

 この碑は昭和43年(1968年)、藤村の母校である明治学院大学の藤村研究部によって建てられたもので、裏には「春」の執筆由来の記が記されています。

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