東京都中央区の歴史
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 鎧橋が最初に架かったのは明治5年(1872年)で、当時の豪商が自費で架けたのが始まりです。橋が架けられたのと前後して米や油の取引所、銀行や株式取引所などが開業し、この地は大いに賑わいました。 その後、明治21年(1888年)には鋼製のプラットトラス橋に架け替えられました。 その頃の様子を文豪 谷崎潤一郎は「幼少時代」でこんな風に書いています。 「鎧橋の欄干に顔を押しつけて、水の流れを見つめていると、この橋が動いているように見える・・・・・・・・ 私は、渋沢邸のお伽のような建物を、いつも不思議な気持ちで飽かず見入ったものである・・・・・・・・ 対岸の小網町には、土蔵の白壁が幾棟となく並んでいる。このあたりは、石版刷りの西洋風景画のように日本離れした空気をただよわせている。」 現在の橋は昭和32年(1957年)7月に完成したもので、ゲルバー桁橋とよばれるものです。 橋の外側に間隔を置いて突き出ている鉄骨が、ごつごつした鎧を感じさせます。
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