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東京都中央区の歴史
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所在地 中央区築地5-2-1(東京都中央卸売市場)

 「水神社(すいじんじゃ)」の歴史は古く、天正18年(1590年)徳川家康公の江戸入府とともに移住してきた日本橋魚市場の開祖・森孫右衛門ら摂津国の佃村・大和田村の漁師たちが、大漁・海上安全と子孫繁栄を祈願して「弥都波能売命(みずはのめのみこと)」を祀った「大市場交易神(おおいちばこうえきしん)」がその始まりといわれています。

 明治34年(1901年)には神田明神の境内に「水神社」本殿が建立され、日本橋魚市場は関東大震災(1923年)以後に築地に移転し、現在地に遥拝所(ようはいじょ)が建立されました。

 以来、築地魚市場の守護神として「水神さま」とお呼びし、魚河岸会の人々の篤い崇敬によって大切に守られています。

 この場所は、江戸時代は松平定信公庭園跡で、明治維新後は海軍用地となり、境内にある「旗山(はたやま)」の碑は、日本海軍発祥の地のゆかりを記す貴重な史跡です。

 尚、毎年2月には神田明神境内の水神社本殿、御参拝が行われています。

 また遥拝所でも1、5、9月の年3回神事が執り行われています。

     魚河岸会 

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